オブセッションを克服していくための活動録

オブセッション 【不可算名詞】 取りつくこと,取りつかれていること 〔about,with〕. He has an obsession about failing.

100%自分自身のためだけに書くことをここに宣言する

 ブログをはじめたのはこれで何度目だろうか…?
 ひとつ作っては消して、作っては消しての繰り返しである。ひとつとして長続きしたことがない。
 まだわたしが可能性に満ちた小学生の頃、ーそろばんの習い事教室がまだまだまちの街のあちらこちらにあった古き良き時代ー、通っていた習字教室に「継続は力なり」と掲げられていたことを覚えている。実にその通りである。継続は力である。しかし、継続する努力ができることも才能のひとつだろう。
 わたしには継続する、努力することができなかった。特に20代はひどい有様だった。良きことを何ひとつとして成し遂げたことはない。

なぜなのか……? めんどくさかったからだ。

人類最大にして最強の敵"めんどくさい"にうち勝ち、立派な大人になりたいなぁ~がんばらなきゃな~

  稲中卓球部で有名なマンガ家・古谷実の「グリーンヒル」のという作品の三巻にこの主人公のセリフがある。

 

グリーンヒル(3) (ヤングマガジンコミックス)

グリーンヒル(3) (ヤングマガジンコミックス)

 

 その最大の敵「めんどくさい」にわたしは負け続けてきた。

 その結果、どうなったのか・・・?

  • 三十代で職を失う
  • 虚言癖
  • 4社から借金約70万円の焦げ付き。もちろん貯金なんてない。
  • 自動車の無免許運転で2度書類送検
  • 歯医者に行かずにぼろぼろになった前歯
  • パチンカス
  • そして30代にして実家に寄生


わたしが自分自身をこのように書いて客観的に見ても


「もう、どうしようもねぇな。手遅れだ」

と言いたくなる。

 しかしながら、そして残念なことに、人生のリセットボタンは一つしかない。そして「自殺したい」「精神的に病んでいる」「持病がある」といったネガティブな思考や要素は幸いな事にほとんどない。人生のリセットボタンを押すきなどさらさら無いのだ。

 常に「なんとかなるんじゃなかろうか……」という楽観的で気楽な性格なのだ。


 つまり、 きちがい 底抜けに馬鹿 なのである。

 そんな何ひとつ生産的なことを成し遂げていない無為無職の日々のなかで、わたしにもこれはまずいのではないかと思わされる出来事が発生した。

 2月に入り借りた借金の差し押さえの督促が近くの簡易裁判所から二通届いたのだ。財産(と呼べるものはまったくないが)の差し押さえか、和解して毎月少額でも返済していくかの二者択一である。

 まさに人生の瀬戸際である。ここで立ち直らなければもはやどうしようもない。

 そしてわたしは

       「切実に立ち直りたい」

               と心のなかでは思っている。

  安定した収入が欲しい。心打ち解ける友人や恋人がほしい。何よりわたし自身が尊厳できる自分自身が欲しい。

 

 だからわたしが抱える病をオブセッションをひとつひとつ見つめ、それを克服していくために、わたしを客観的に見るためにこのブログを作った。ここには誰かの役に立つ情報や誰かの共感を呼ぶ内容は皆無であろう。誰かに読まれることなど全く考慮に入れていない。

 わたしのためだけに書かれたブログなのである。願わくば立ち直っていくために更新を続けていきたい。だから修飾することのない記事を書こう。

このブログは100%自分自身のためだけに書くことをここに宣言する。

                                  アーメン

2013年3月8日、三寒四温の寒い夜に
                               山森陽之助記す